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母の携帯3 完 [老後の介護や生活]

前回記事の続きです。

徹夜で思いついたのは、留守電です。

私が打ったメールはほとんど読める所まで来ています。
だが、返信が出来ない!
それは文字打ちが前の携帯と違ったので難しくてどうしても覚えられないからなのです。
言いたいことが打てない!
それでパニックになったのですね。

電話での会話は耳がとても遠くなったので不可能・・・・
前回の記事のようにパニックになって文字が打てないから仕方なく何度も電話・・・
吹奏楽の練習時だったのでスマホの電源は切っている・・・・
たとえ受けたとしても私の声が聞けないだろうから会話は不可能・・・・
しかし偶然にも留守電になっていた・・・・
母はそんなことに気付かないから何度も何度も・・・・

だったのですね。


施設では介護に直接関係のない携帯電話の指導などしてくれません。
ましてや携帯電話は個人情報なので受けてくれません。


でも、

留守電の手伝いは出来ないことはない・・・
個室だから他の人の迷惑にもならない・・・・
そう思ったのです。

介護職員が母の世話をしているとき、
「◎◎さん、留守電入れたかったら電話してみて。留守電の自動音声が終わったら合図してあげるよ」

もし、これをやってくらたら・・・・と思ったのです!
何度か手伝ってくれたら母もタイミングがわかって職員に頼らずに自分で出来るようになる!
オレ、なんて頭いいのだろ!(ウソ)

さっそく施設に電話してお願いをしました。

返事は、
「う~ん、なるほど・・・・でも施設長などに聞いてみますので即答出来ません。」
という返事でした。

やっぱり無理なのか・・・・

と思ったら三日前と今日、

母の留守電が!

そうなんだ、「OK」の返事は無かったけど手伝ってくれたんだ!

「お母さんです~ ティッシュペーパーボックスが切れたので二箱くらい届けてくれませんか。」

はっきりと聞き取れました。

もちろん私はメールで、
「了解です♪ 明日にでも届けますね~ 留守電、上手にできましたね、うれしいです!」
と打ちました。

はい、
私の伝えたいことはメールで、
母の言いたいことは留守電で。

これで解決しましたよ。


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コメント 2

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みうさぎ

それ良い案ですねっ
暫くお母さまの声は聞けるし
要件は伝わるしまずまずなこと前進出来て良かったねっ

by みうさぎ (2022-05-23 08:33) 

HOLDON

> みうさぎさん、
ありがとうございます~
ほっとしているところです。
ええ、やっと音楽に向かえるかな~~~~
by HOLDON (2022-05-23 20:43)