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老後の施設2 [老後の介護や生活]

まず自分がどの程度の介護を要する体か、
そのレベルを知らねばなりません。
老後施設1の記事に図(ちっと見にくかったね)を載せました。
大きくは、要支援と要介護でしたね。
どちらも介護保険のサービスを受けることはできます。
それの細かい規定などは到底、ここで書き切れませんのでご自分で調べて戴いたらと思います(ペコリ)

昔から老人ホームはありましたが寝たきりの老人になっても家族の者が看る、ということが常識でしたね。
そうして家の布団の上で家族に見守られながら人生を全うしたものでしたね。

しかし人間の寿命がどんどん延びて介護する者も高齢になったり病弱になったり、また収入のなくなる高齢者では経済の負担も大変になってきました。
またたとえ余力があっても介護する者が素人では返って老人の状態を悪化させる、というケースも多くなります。
そんな事情から医療健康保険や介護保険、または個人保険、老後の貯蓄などが大切になって来たのですね。
でも不十分な家庭も多い・・・・

介護の親と心中・・・・
こんな悲しいニュースたくさん知りました。
一方、昔の人の年金は多かったのでそれに頼っていつまでも独り者の子供・・・多くなりました。
親が死んでも(殺したり)遺体を隠して年金をだまし取って生活したり・・・
親の大事なお金は個人の老後のため、ろくに働かない子供のためではないです。
逆に言えば自分の老後の蓄えや保険などを用意して自分の子供や家族に迷惑をかけないようにしたいものです。

話は変わります。
うちの父親は認知症が元で20年ほど前に亡くなりました。
今でこそ認知症とか言って病気に分類されましたが当時は痴呆症とか言っていました。
これのまともな病院ってなかったんですよ。
いわゆる精神病院だけだったと思います。もしくは民間のホームグループくらいでした。
当時の日本人は「精神病患者」が家にいる、ってこと隠しましたよ。
だから精神病院へ連れて行くとことすらしない・・・・恥ずかしいから。。。
近所から「白い目」で見られたものでしたからね。
でもだんだん手に負えなくなってきます。
夫婦二人の生活が無茶苦茶で常に私たちが行かないと母親まで狂って来そうでしたから。
それで評判すらよくわからない民間の「ホームグループ」をあちこち見学しました。
でもどうも信用できない・・・・
やっぱり専門病院でみてもらうのが一番・・・恥ずかしいなんか言ってられない・・・・
そう思った私は母親の反対を押し切って大阪豊中市にある有名な精神病院「○○病院」へ連れて行きました。
当時、そこの患者だった者が某小学校で無差別に子供や先生を殺した・・・・
そんな事件であまりにも有名な病院。。。
母親を説得するのは大変でした。
でもやっぱり専門家が多い立派な認知症の病院でした。
何度も自由に面会、見学させてもらいました。
この時の思い出はまた別の機会に・・・

もう少し書いてみると、
親父の豊かな年金や医療保険のおかげで私たちは何の負担もなく立派な治療介護をしてもらえたと思います。
ここは三か月しかおれなかったので後は紹介状で遠くまで転院しました。
そこで誤嚥性の肺炎のため84歳で亡くなりました。

さて、今は母親です。

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介護認定2 で ユニット型個室専門の特養施設 月約13万円前後

すいません、まだ続きます・・・


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茜音

うちの母は、現在老健入所中で、長くてもあと2ヶ月くらいで一旦出なきゃ
ならないのですが、とても出られるような医療程度ではないので、
どうなることやら。
---
それにしても、医療と介護サービスは同日に利用できないというのには
頭を抱えましたね。病院と介護施設が隣接しているのだから、施設利用の
際ついでに受診できたら負担も減るのに、日を改めて通院しなくちゃ
ならないとか、法律作ったヤツのアタマは要介護6(w)くらいの残念な
構造してるらしい。
寝たきりの老人を何度も介護タクシーで連れ回すのがどんだけ大変なん
だか分かってないだろ。役人はアタマでっかちで固すぎ。やれやれ……。
by 茜音 (2022-07-21 00:22) 

HOLDON

>茜音さん、
総合病院などに付いている「老健」でも三か月ですね。
ただ総合病院だと医療検診、診療、治療などへの移動は車椅子だけなので楽です。
老健というのは在宅で過ごせるようにするのが目的なのですね。
三か月まで。
でも介護4,5のままなら在宅は余程でないと無理でしょう。
結局あちこちの老健を渡り歩く。。。何とかしてほしい!
公共施設なら特養か。

私の母は介護認定2。
在宅介護だけで歩行器やベッドなど色々利用させてもらっていました。
主治医には月に一度診察治療に来てもらっていました。
でも独居のためか、夜中に骨折などして救急車で運ばれること三度。
入院も終わると無事に家に帰るのですが、さすがの母も「もうどこか施設を探して」と言いました。私たちも歳、疲れ果てていましたしね。
それで治療を終えたら病院に付いている老健をとりあえず希望しました。
老健は三か月だからその間に終身看てもらえる所を探そうと。
それを介護していた所に連絡したらすべてのサービスはストップ。
「えっ?」と思いましたがダブって複数の保険は下りないのですね。
当然と言えば当然。
また家に戻れば、とのことでしたが。。。
もう家に戻る可能性は・・・ゼロに近い。。。
退所予定は2年前の10月。
一生懸命探し、母に合う所をやっと見つけました。
今の特養ですね。
ところがです、10月に出してくれなかったのですよ。
すでにコロナの心配があったためでしょう、老健の主治医がコロナが落ち着くまで「退所証明書」を書かない、と???
結局翌年の一月でした。
コロナ、さらにひどかったのですけどね。
後で特養の方に聞いたのですが、「三か月というのは一応の規定で例外はいっぱいありますよ、」と。
なるほど、と思いましたが、、、、
母は老健の特別個室に入っていたのですね。
月約20万円・・・・痛かったなぁ。
後で特養の人、「なかなか出さなかった理由の一つでしょう。」とのこと。
いろんな例外が。。。。

そして、次のブログ記事に書く予定がなのですが、
老健のケアマネージャーや今までの介護施設のケアマネージャーが、
「介護2では特養に入れないのですが・・・」
でした。
by HOLDON (2022-07-21 08:05)